Advanced Custom Fields PROのアップデート方法
Advanced Custom Fields PROの脆弱性対応のため、全サイトのチェック+対応を行います。
【関連情報】https://wp-lab.net/4859/
目次
対象案件
エックスサーバーおよびWPXサーバーでWordpressをインストールしていて、かつ、Advanced Custom Fields を利用しているサイト。
※同時に、消し忘れのWordpressがあったらアンインストールする。
仮手順
- 新規制作中(特に比較的新しいサーバーのもの)/修正作業中の案件ではないか確認してから作業に入る。
※確認方法:メールワイズで依頼が来ていないか確認するなど。
※告知サイト(/blog)になっているものはいずれ本サイトに切り替わるのでスキップして大丈夫。
※オリジナル案件で使用されているブログ(/blog)は更新。 - 下準備
- 作業リスト(ACFバージョンアップ)の更新するサーバーの一覧の「担当者」の欄に名前を記載し「作業状況」のステータスを変更して作業を開始する。各サーバーのサイト一覧は、「更新するサーバー/対象サイト一覧」に記載のリンクを開き、「サーバ管理」>「ドメイン設定」のドメイン設定一覧から確認する。
案件一覧に ①サーバー名 ②サイトURL ③作業前Wordpressのバージョン ④作業前phpのバージョン ⑤作業者名 を記録する。
※既にサーバー名が記載されているのでページ内検索で記入箇所を見つける。 - All-in-One WP Migrationで既存のWordpressのバックアップを取得→shareのバックアップに保存。
- WordPressのバージョンを4.7以上にアップデート。(検証中)
- PHPのバージョンを5.6以上にアップデート。8以上にすると不具合が出るため7.4までにする。(検証中)
※WordPress・PHPのバージョンアップ方法についてはこちら。
※アップデートを行う際はWordPress-PHP対応表を参照する。
※プラグインの自動更新は無効のままにする。 - サイトを確認し、不具合がでていたら修正する(解決しない場合はWEB制作で相談)。
また、不具合が発生した場合は案件一覧の特記事項に詳細を記入する。
- 作業リスト(ACFバージョンアップ)の更新するサーバーの一覧の「担当者」の欄に名前を記載し「作業状況」のステータスを変更して作業を開始する。各サーバーのサイト一覧は、「更新するサーバー/対象サイト一覧」に記載のリンクを開き、「サーバ管理」>「ドメイン設定」のドメイン設定一覧から確認する。
- プラグインのアップデート
- プラグインから「Advanced Custom Fields PRO」を探し「新バージョンの Advanced Custom Fields PRO が利用できます。」と記載があったら「Updates」のリンクをクリック。
- ライセンスキーの項目に社内パスワードに記載の「シリアルコード」をコピペ。
- 同画面下部の「ライセンスをアクティベート」ボタンをクリック。
- 「更新」ボタンをクリック。バージョン が最新 になっていたらOK!
- 念のためサイトが崩れていないか確認する。
- 作業の記録
- 案件一覧に⑥作業完了日、⑦特記事項(必要に応じて)、⑧作業状況を記載する。
- サーバーが一つ終わったら更新するサーバーの一覧の「作業状況」を「完了」にする。
Q&A
- WordPressのバージョンによってACFアップデートボタンが表示されない案件があります。
WordPressをアップデートしないとACFがアップデートできない案件については、対応せず保留にしてください。(あとでまとめて対応する可能性はあります)
※ACF Pro ver6.2.0以降から動作要件がWordPress5.8以上かつPHP7以上になった影響で、更新ができなくなっているようです。(更新ボタンが表示されないドメインのWordPressのバージョンはいずれも5.7.10でした。)
>参考サイトはこちら