wpXサーバーはWordpress専用のサーバーで、2019年以前に制作された旧システムオリジナル案件が対象で使っています。
wpXサーバーで作ったホームページからリニューアルする場合、MPクラウドの兼ね合いでいつものエックスサーバーに切り替える必要があります。

公開作業に入る前に

公開作業に入る前にドメインに紐づくメールアドレスの確認と、ディレクターへの確認を忘れずに
ネームサーバーを切り替える＝ドメインに紐づくメールアドレスを再取得する必要があります。
再設定が必要になることと、サーバー上からメールデータが全て消えるため、変える前に念のため確認連絡を入れましょう。
※メールデータに関しては、ヒーローがお客様に推奨案内しているPOP3設定で使用している場合は端末にデータがダウンロードされているため、お客様が消さない限り消えることはありません。
IMAP設定をしている場合や、今までWEBメールしか使っていなかったという場合は消えます。

ドメインに紐づくメールアドレスの確認方法
wpXの管理画面にログインします。
ページ右上に「サーバーID」がありますので、herocmsXXXの該当のサーバー番号を選択し、変更します。
メールアドレス管理の「メールアドレス設定」をクリックし、メアドがあるか確認します。
ある場合はどのメールアドレスがあるか全て控えてください。後ほど再取得します。

リニューアル前のサイトのバックアップを取る

All-in-one-Migrationのプラグインでバックアップを作成し、Shareに控えてください。
※wpXサーバーの場合、エラーでダウンロード失敗と出るケースが多々あります。
その場合、FTPに接続し、wp-content > ai1wm-backupsの中にデータが入っているはずですので、それをダウンロードしていただければOKです。

ネームサーバーを変更できる担当者にネームサーバー変更の依頼をかける

「wpXサーバーから、通常のエックスサーバーに変更するため、ネームサーバーの変更をお願いします。」
と担当者にSlackで連絡してください。
ネームサーバーの切り替えが済みましたら、次のステップに進みます。

wpX上でドメインを削除する

wpXの管理画面にログインします。
ページ右上に「サーバーID」がありますので、herocmsXXXの該当のサーバー番号を選択し、変更します。
次に、左側のメニューにある「ドメイン追加設定」をクリックします。
ドメイン一覧が出てきますので、該当ドメインの「削除（確認）」をクリックします。

いつものエックスサーバーにドメインを登録する

いつものエックスサーバーの管理画面にログインし、最新の空きがあるサーバーにドメインを登録します。
サーバーパネルを開いたら、「ドメイン設定」をクリックしてください。
「ドメイン追加設定」タブをクリックし、該当のドメイン名を入力して確認画面へ進み、登録を完了させてください。

※SSLがすぐに追加されたら、次のメールアドレスを取得するステップに進んでください。（※SSL自体は浸透に1時間かかります）
※SSLが失敗したと表示されたら、サーバーがまだ完全に切り替わっていない状態なので、切り替わり待ちになります。
　平均、30分～1時間前後で切り替わります。
　切り替わったらすぐにメールアドレスを取得する必要がありますので、こまめにチェックしてください。

メールアドレスを取得する

ドメインに紐づくメールアドレスを全て再取得します。
取得し終わったらメールワイズのメールアドレス取得テンプレートを使用して、ディレクターに設定情報を送ってください。
※すぐに送りましょう。
※公開後の処理はこの後行いますが、先にメールの設定情報を送りますという体で送りましょう。

SSLを追加する

※2つ前のステップでSSLが追加できている場合は不要です。
サーバーパネルの「SSL設定」で該当のドメインを選択し、SSLを追加してください。
なお、浸透に1時間はかかります。

FTP上に新しいホームページのデータを設置する

いつもどおりデータを設置してください。

完全に切り替わったことが確認できたら

htaccessの設置はじめ、公開後の処理を行ってください。
※SSLが浸透しないうちにhtaccessを設置するとエラーになります。注意してください。
（http→httpsに転送する設定が入っているためエラーになります）